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方言
10月も下旬に入りすっかり寒くなって、秋らしくなってきましたね。
さて、私が富山県に来て今年で三年目になりますが、一番驚いたことは方言や言葉が少し違うということです。
ちなみに、私は三重県出身です。例えば、富山弁では語尾に「~ちゃ」がつくことが多い気がします。初めて聞いた時はビックリしました。三重県では「~やん」とよく使いますが、関西方面の言葉のようです。大体の方言はニュアンスで意味が通じますが、通じないものもあったので少しご紹介します。
三重県では「果物の実が”はぜる”」「10月になって風が”ひやかく”なってきた」「お茶が”ぬくたい”」などと言いますが、富山弁では言わないようです。調べてみると、”はぜる”は果実の実が熟しきって裂ける事で名古屋弁の様です。”ひやかく”は冷たい、”ぬくたい”は暖かいという意味の三重県の方言のようです。また富山弁では、感謝の気持ちを表すのに”きのどくな”と言うそうですが、初めは「かわいそう」という意味だと思っていたので驚きました。同じ意味でも言い方の違う言葉などもあって、日常会話でのちょっとした事でも多くの違いが見つけられることが面白いです。特にこの仕事は色々な地域の運転手さんと関わるので、その度に発見があって楽しいです。