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スマホ脳
4時間46分。
この数字は、私のスマホ機能のスクリーンタイムで確認した1日平均のスマホの使用時間
です。
この数字をみたとき、1日のうち4分の1の時間も使用してたのと衝撃を受けました。みなさ
ん自身も隙間時間になぜスマホ触ってしまうのか、通知が来た後、YouTubeやSNSをスク
リーンしてしまうのはなぜと思うことがあると思います。また、気づいたら時間がすぎてい
てなんて無意味な時間だったと後悔することも。このようにスマホは、知らない間に時間を
奪います。
とはいえ、現代社会において、スマホが欠くことができないのも事実。私自身もスマホが
ない生活を考えられないくらいに日々の生活を送ってます。
ではどうすればよいか。
スマホが現代生活に溶け込んだ以上、どうやってスマホと付き合っていくかを個々人で考
えるしかありません。
精神科医の観点から、そのヒントを与えてくれるのがスウェーデン人のアンデシュ・ハン
セン著のスマホ脳です。この本で著者は大きく分けて、1スマホの依存性2スマホの影響3ど
う付き合うかの3つのパートに分けてます。これら3つのうち、1と2を軽く触れ、3につい
て書きます。
まずはスマホがドラッグなみの中毒性があり依存性が高いということ。脳には確実性がな
い、かもしれないが大好きという機能があります。この脳の機能をわかった上で、SNSの開
発者は、SNSを作って脳をハッキングしてます。ビジネス的には大成功だけど開発者自身も
とんでもない依存性あるものを作ってしまったと複雑な心境です。実際に、フェイスブック
の『いいね』機能を開発したローゼンスタインは、フェースブックを使用する時間を決めた
うえで子供用の制限アプリをインストールしてます。また、It企業のトップは、スマホを子
供に与えてません。
次にスマホは生活に悪影響が出るということ。簡単に言えば集中力が落ちストレスが溜ま
り寝付けが悪くなります。人間は一度に一つのことしか集中できなく、スマホの通知音によ
り注意が分散されるために常時マルチタスク状態になってます。人間の本能はネガティブ情
報に反応してしまい、ネガティブ情報が乱立しているSNSに滞在すればストレスも貯まりま
す。スマホのブルーライトを晴れ渡った青空と脳が錯覚して脳が覚醒状態に陥りやすく結果
として眠りが浅くなります。
最後にどう付き合うかですが、ズバリ著者は筋トレでもヨガでもなんでもいいから生活習
慣に週3日45分の運動をしなさいと。運動をすればストレス耐性ができ集中力も向上する
と。その運動をできないくらいスマホにはまっていてるんですけどという声がでてきそうで
すね。依存を減らすそのほかの方法を自分なりに考えてみました。まずはスクリーンタイム
でみて平均使用時間が3時間以上の人はスマホ中毒と自覚してください。もちろん私もで
す。確認した後時間を減らしたりストレスを溜めないように工夫する。料理やアウトドアの
趣味を持ち料スマホに触れる時間を減らす。SNSのチェックやメール返信の時間を決めてお
く。SNSやアプリを減らす。YouTubeなどの登録番組を定期的に間引き 観る情報を減らしたり
ツイッターなどのフォロワーの数を絞りリツイートを追わない。夜寝る前にスマホを
いじらない。最後は一定時間強制的に使えなくする機器に頼る。スマホタイムロッキングコ
ンテナといい、タイマー付き合スマホの金庫です。箱に入れると時間がくるまで緊急時以外
使えなくなります。
どら焼き