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素振りは正しいやり方で
私はピアノ(クラシック)が好きです。レッスンは5歳~22歳まで通っていました。音楽の道へは進まなくても、ピアノが好きだし上手くなりたくて毎日練習していました。しかし、このまま練習を続けても「壁」にぶつかることを、小さい頃から漠然と感じていました。
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弾き続けたら、何か打開策がみえてくるのではないかという希望をもち、高校生くらいまでは“やみくもに弾き続け”ました。しかし、大学生になった頃には、これ以上技術や表現力が伸びないことをしっかり感じました。すると、面白さや楽しさが減ってきて、あっという間にピアノに向き合う時間は減りました。
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現在アラフォーの私ですが、つい数か月前までは「壁」の正体がわからずにいました。
さて、私には今11歳になる娘がいます。彼女は4歳からピアノを習っていますが、彼女も数か月前までは私と似た状態でした。つまり、このまま練習をし続けても、あるところから技術や表現力が伸びない「壁」のある印象でした。
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しかしここからです。数か月前、娘のピアノ教室を変える機会がありました。そちらの教室へ通い3ヶ月過ぎた頃から、娘の演奏が大きく変化していきました。私が娘の「壁」になっていると感じている部分を、先生はすぐに指摘し、的確に指導されました。それは私の中にある「壁」の正体でもあります。私の前に30年以上たたずんでいた「壁」と同様のものを、娘はものの数か月で解体していき、今までの様子からは想像できなかった音色を出すようになっていました。
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娘のレッスンに何度か同席していたこともあり、先生の指導を思い出しながら、私も自宅で弾いてみました。すると、以前諦めていた弾き方ができ、出せなかった音色を出すことができ感動しました。何十年も悩んできたことは何だったのだろうと。ただ、今は練習を継続する熱心さがないので、いずれにしても結論は、これ以上伸びなさそう…なのでした。
本文最初の方の“やみくもに弾き続け”ですが、「間違ったやり方でどんなに努力し続けても結果につながらない」というのを、長い年月をかけて認めざるを得なかった出来事となりました。スポーツでも、間違った素振りを繰り返すと、結果がでなかったり、場合によっては負傷のリスクも出てきたりしますね。ということで、タイトルの“素振りは正しいやり方で”でした。
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最後になりますが、「素振り」と言えば、部活動や運動会・地域のイベント等に、キンキンに冷えた高岡冷蔵の氷をお役立てくださいヽ(^。^)ノ Love 齧歯類